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つぶやき へ
This is who we are


テーマについて

コンテンツの内容は X-FILEsで有名なクリス・カーターさんがつくったドラマ"MILLENNIUM"から パクった 模したものです。
オープニングの意味ありげで不思議な映像が大好きで、「よし、自分でもつくってやろうと」思ったのがコンテンツ作成の 発端。
ただ、パクリだけではなく、自分なりのテーマも加味しているつもりです。ドラマにあった「終末思想」や「善と悪の戦い」の 他に、「社会の歪み」や「人が内包する善や悪、異常性」についてもテーマにしました。
そんなこんなで少しずつ作っていったものがある程度たまったので、とりあえずアップしてみた次第です。 写真のノウハウも知らず基本装備が、ちっこいデジカメ一台にフリーソフト2つとゆうありさまなので 見る人によったら「なんじゃこりゃ」とみたいなものもあるかもしれません。

何はともあれ、見てくださった人、もしよければBBSに一言お願いします。 感想、苦情、なんでもOKです。写真上達のヒントにさせてもらいたいと思います。

ちなみに、This is who we are(これが我々というもの)というフレーズもドラマの中での台詞。
ドラマでは"ある物"に対して使われていたのだけど、このコンテンツでは我々人間を指してのフレーズとしています。


終末思想について

キリスト教的な終末思想は、ヨハネ黙示録に書かれている。 病疫、飢饉、大災害等の発生の後、獣や悪魔的な女性、反キリスト的な預言者たちの登場があると黙示録にはある。 つまりは神の国が実現する前には人類にとって大きな混迷の時代が待っていると考えられている。
多かれ少なかれ、いつの時代にも災害や飢饉、病疫などはあり、犯罪や戦争等の人間の悪とされる行為はあった。 そして、それぞれの時代の中で人々はそんな世界の不条理さ(悪がはびこり、善が虐げられる)に対する疑問を持っていたのではないだろうか。
その一つの解答としてキリスト教的な終末思想があったと考えられる。
我々が今居る時代は悪が蔓延る時代だが、それは完全なる平和の象徴である神の国が実現する一つの段階に過ぎず、 時が来れば、全ての悪は裁かれ善人が祝福を受ける時が来るのだと人々は信じることによって、世界の不条理さに対抗していたのだと 思う。
こうした終末思想は破滅的な思想でなく社会から抑圧された人たちにとっては希望をもたらす思想なのだとも解釈できる。


各作品について


黙示
読んで字の如く「黙って示す」。つまりは直接神秘的な何かが語りかけるのではなく、ある現象や物事を 通して人にメッセージを与えるというもの。ちなみに「何でもないものに特別の意味を見出す」という行動は たしか、精神病の一症状に含まれていたと思う。

子供
昔からその類の事件はあったかもしれないが、最近子供を狙った犯罪が目に付く。 誘拐や殺人、虐待などありとあらゆる危険が子供達の周りにひしめいている。 まだ大した抵抗もできない子供が世の中の不満、不条理のしわよせをくらっているようにも思える。

正義の名の下に
あっ、「元」になってる!早く直さなければ!(作ってから三ヶ月目でようやく気づく。) 画像はどこかのページで戦争の悲惨さを伝える目的でフリーで置いてあったのを使わせてもらいました。 ありがとうございます。

再来
見方によってはふざけている作品。見にくいけども右側の看板にはreincarnation(肉体を伴った復活)と書き、 左側には一度死んだイエスが蘇ることを示したUターンと過去から未来を表した矢印があるという構図・・。 おふざけが過ぎた、というより意味不明ですね・・・。